emax インゴットの選択

emaxインゴットの選択にはイボクラの指示があります

IPSナチュラル ダイマテリアルという色見本から土台

の色に近い色を見つけます.

 

一般的にはND1,ND2が当てはまることが多いです。

 

 

土台がND1のときの選択可能なインゴットは次のようになります。

 A1 MO1, LT-A1, HT-A1
 A2 MO1, LT-A2, HT-A2
 A3 MO2, LT-A3, HT-A3

土台がND2のときは

 A1 MO1, LT-A1, HT-BL2
 A2 MO1, LT-A2, HT-A2
 A3 MO2, LT-A3, HT-A3

土台がND3のときは

 A1 MO1, LT-BL3, HT ×
 A2 MO1, LT-A1, HT-BL2
 A3 MO2, LT-A2, HT-A1

 

これらはIPS e.maxの指示になっていますが、厚みによって色は影響を受けます。A2やA3といっても隣在歯の色に厳密に合わせるためには、そのときに応じて選択しなければなりません。MO,LT,HTのどれを選択するのかは隣在歯の深部の色から判断します。若い女性にMO,高齢者にはHTがぴったりということはよくあります。

A1やA2でHTインゴットを使うのは、あまり好ましくありません。黒ずんで見える可能性があるためです。特にメタルコアの場合はMO,LTにすべきです。

私はA2の時によくLT-A1を選択します。あまり歯を削らないために薄いA1が厚みのあるA2に近くなるためです。白すぎる場合はセメントの色で調節します。薄いためセメントの色の影響を受けやすいからです。つまり、セラミックの厚さ、土台の色からセメントの色を選びます。A1色のクラウンをセメントで調節してA2に近づけることはできますがその反対は難しいです。この辺りは技工士と歯科医の連携も必要となってきます.

この選択肢はステイン法を考慮しての選択であると思いますが、その場合でも、カットバックでemax ceramを築成した方が蛍光性、オパール効果でよりセラミックの美しさをより表現できます。

イボクラのアドバイザーのOliver Brixさんは,インゴットはMO 0を好んで使っていると言っています。片岡繁夫氏はMOとHT以外は使わないそうです。深部には白色を持って来た方が安全ということです。

上の選択法を参考にしながら自分なりの作り方を確立することが重要です。

 

e-max製作参考動画です。

 A2 young and old  (45:46から築成)

 

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